生命保険用語集 た行
保険の用語は、会社によって異なる場合があります。また、その内容についても会社ごとに若干の差がありますので、ご契約前には必ず各社に詳細をお問い合わせください。
た行
代理店、保険代理店(募集代理店)
生命保険会社からの委任または請負契約の関係にあって、生命保険募集人として、直接、生命保険の募集を行います。代理店の形態は法人と個人とに分かれ、募集人登録(法人の場合には使用人の登録)を行っています。(生命保険の募集を行わない紹介代理店、集金代理店もあります。)
第三分野
第三分野とは、生命保険(第一分野)と損害保険(第二分野)の中間に位置する保険のことで、医療保険、がん保険、介護保険、傷害保険などさまざまな種類があります。規制緩和の推進により、平成13年7月からは、生命保険会社、損害保険会社ともに第三分野の全保険商品を取扱うことが可能となっています。
団体信用生命保険
住宅ローンなどの利用者(債務者)を被保険者とする保険。被保険者が死亡すると、その時点での債務残高に相当する死亡保険金が債権者に支払われ、借入金が精算されます。
貯蓄保険
比較的短期間の貯蓄を目的としたもので、満期まで生存した場合には満期保険金が受け取れます。病気で死亡した場合にはそれまでの保険料払込期間に応じた死亡給付金が、災害・法定伝染病で死亡した場合には災害死亡保険金が受け取れます。
定款
生命保険会社の組織や事業運営の基本となる規則などを定めた文書。相互会社の場合、約款と合本になっています。
定期保険
死亡したときだけの保障を目的としたもので、一定期間内に死亡したとき死亡保険金が受け取れ、満期保険金はありません。定期保険には、保険金額が保険期間中一定で変わらない定額型と、保険料が一定で、保険金額が一定の割合で増えていく逓増型、保険料が一定で、保険金額が一定の割合で減っていく逓減型があります。
定期保険特約付終身保険
終身保険に定期保険特約を付加したもので、保険料払込期間中に死亡したときは、終身保険の5倍、10倍、20倍といった死亡保険金が受け取れる保険です。 保険料払込満了時に一生涯の保障にかえて、年金受取り、介護保障等を選択できるものもあります。
定期保険特約付養老保険
養老保険に定期保険特約を付加したもので、死亡したときは、満期保険金の5倍、10倍、20倍といった死亡保険金が受け取れる保険です。
特定疾病保障特約
ガン、急性心筋梗塞、脳卒中の3大成人病などにより所定の状態になった場合に、生前に死亡保険金と同額の保険金が受け取れます。この保険金を受け取った時点で特約は消滅します。 死亡した場合には、死亡保険金が受け取れます。
特定感染症
「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に規定されている特定の疾病で、コレラ、細菌性赤痢、ジフテリア、腸チフス、特定の出血熱その他を指します。なお、伝染病予防法廃止(平成11年3月)以前の約款による法定・指定伝染病を原因とする保険給付については、原則として特定感染症に該当するか否かで判断されます。
特約
主契約に付加して保障内容を充実させるオプション部分で、特約だけの契約はできません。主契約に複数付加することができ、商品によっては保険期間の途中で付加することもできます。