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【FP監修】バイクの任意保険には加入すべき?

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バイクは自動車に比べ、気軽に乗ることができる乗り物というイメージがあるようです。

そのせいか、バイクの保険は自賠責保険だけという人もいます。

実際に、バイクと自家用普通乗用車の対人賠償保険の加入率を比較すると、バイクは46.7%、自家用普通自動車は82.6%という結果になっています。

バイクは自動車に比べ、身体一つで乗車・運転するため大ケガに繋がることが多く、また自分が事故を起こさなくてももらい事故に遭う可能性もあります。

上記を鑑み、いざというときに後悔しない、安全・安心のバイクライフを補償する、バイクの任意保険について紹介します。

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自賠責保険と任意保険、何が違う?

自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)は強制保険です。

バイクや自動車を購入した時に必ず加入しなければなりません。

自賠責保険は運転者が交通事故を起こした場合、相手側に支払う必要のある治療費や損害賠償金などの負担を補てんします。

事故を起こした側の運転者が任意保険に加入していなくても、被害者の経済的な救済を可能とする、社会保障の役割を持つ保険なのです。

自賠責保険に加入していれば、3,000万円(※経系統・精神・胸腹部臓器に著しい障害を残して介護が必要な場合常時介護は4,000万円)を限度額とした保険金が支払われます。

しかし、補償対象は対人事故に限り、物損事故や運転者自身のケガは対象外です。

また、基本的に3,000万円が限度なので、それ以上の損害賠償を求められた場合には自分で支払わなくてはなりません。

一方、任意保険は、自分で任意で加入する保険です。

保険会社によって保険内容や保険料が変わりますが、きめ細やかな補償内容が特長です。

例えば、任意保険であれば対人賠償の限度額は「無制限」と設定することができます。

自損事故や自分のケガについての特約や補償額の設定も可能です。

任意保険に加入することで、自賠責保険では補償されない部分を補てんできます。

バイク事故は危険性が高い

バイクにはあまり乗らないからと、自賠責保険だけで安心している人もいるかもしれません。

しかし、バイクは自動車に比べて事故に遭った時のリスクが高いです。

バイクは2輪でバランスを崩しやすく、自分を守るものはヘルメットとプロテクターのみです。

実際に、令和6年中の交通事故では、自動車乗車中の致死率が0.39%であるのに対し二輪車乗車中(合計)の致死率は1.65%です。

このように、ひとたび事故が起きれば重傷を負う可能性が非常に高く、最悪死に至る可能性も自動車より高いことを念頭に置く必要があります。

事故後、十分な補償がなければ、被害者だけでなく自分自身も適切な治療を受けられない場合があります。働けなくなれば、治療費は自費で負担しなければなりません。

そのため、任意保険への加入は重要です。任意保険に加入すれば、被害者への補償を充実させるだけでなく、自分自身の治療やバイクの修理費用の負担を軽減できます。

安全運転を心がけることはもちろん、万が一の事態に備えて任意保険に加入し、安心してバイクライフを楽しみましょう。

バイク保険の保険料を決める要素について

バイク保険の保険料を決める要素

● 排気量

● ノンフリート等級制度

● 年齢

● 補償内容

● 契約者住所

● 免許の色

● 使用目的

● 年間走行距離

・排気量

バイク保険の保険料は排気量により変動します。

保険会社により様々ですが、概ね125cc以下の原付自転車、125cc超250cc以下の二輪軽自動車、250cc超の二輪小型自動車に分類されます。

排気量が大きい方が保険料も高くなります。

・ノンフリート等級制度

事故歴に応じて保険料の割増引率を決定する制度です。

1等級から20等級まであり、等級が高くなるほど割引率はアップします。

初めは6等級からスタートします。

1年間無事故だと等級が1つ上がり割引率もアップします。

事故を起こし保険金が支払われると、事故態様にもよりますが基本3等級ダウンし割引率が下がります。

・年齢

年齢条件を設定することで保険料が変動します。

運転者の年齢によってリスクが異なるため若いほど事故発生率が高くなるので、運転者の年齢の範囲によって3区分、また記名保険者の年齢層に応じてさらに6区分で保険料率を区分しています。

一般的に若年運転者のほうがリスクが高く、年齢が上昇するにつれて交通事故件数は減少傾向にあることから、若年者が運転者に入っていると保険料は高くなります。

・補償内容

対人対物賠償責任保険搭乗者傷害保険については、基本的にどの保険会社も定型プランとして用意しています。

車両保険については付帯できる会社とできない会社があります。

車両保険を付帯すると保険料は上がってしまう傾向にあります。

また、盗難は対象とならない保険会社が多いようです。

・契約者住所

地域によって交通量が異なる為、事故が多い地域と少ない地域があります。

そのため保険会社によっては地域により保険料が変わることがあります。

・免許の色

保険会社によっては、ゴールドとブルーで保険料が変わることがあります。

もちろんゴールドの方が保険料は安いです。

・使用目的

保険会社によっては、業務使用・通勤通学使用・日常レジャー使用により保険料が変わることがあります。

保険料は業務使用が最も高く、日常レジャー使用が最も安くなります。

・年間走行距離

保険会社によっては、年間走行距離によって保険料が変わります。年間走行距離が短いほど保険料は安くなります。

保険料の比較に

バイク保険の全体の年間保険料の平均は、28,813円と2023年損害保険料算出機構のデータから算出できます。

車種 平均保険料(年間) 契約台数 保険料合計
二輪車 28,813円 2,075,984台 59,814,789千円

一方で、全契約の平均値であるため年齢や排気量等の要素の変動による保険料の変化を、比較してみました。

125㏄超250㏄以下 二輪車、6等級の場合の相場
年齢条件 保険料相場
全年齢補償 年間31,080円~75,060円程度
21歳以上 年間18,210円~44,360円程度
26歳以上 年間12,810円~31,100円程度
250㏄超 二輪車、6等級の場合の相場
年齢条件 保険料相場
全年齢補償 年間31,080円~75,060円程度
21歳以上 年間18,210円~44,360円程度
26歳以上 年間12,810円~31,100円程度

※保険料算出条件 
等級:6等級(前年事故無し・事故有係数適用期間0年) 免許の色:ゴールド 使用目的:日常・レジャー 居住地:東京 年間走行距離:5,000km未満 記名被保険者年齢:30歳

それぞれの要素による変動に大小はありますが、条件によって保険料が変わるため、自分に合う条件を設定し最適な保険料で契約しましょう。

自動車保険のオプションで原付も補償

バイクは原動機付自転車のみしか乗らない場合で、自分や家族が自動車も乗るのであれば、ファミリーバイク特約で原付の補償をつけることができます。

ファミリーバイク特約とは、自動車保険に付帯できる特約です。

補償は125cc以下の原付バイクが限定となっています。

自分は原付に乗らないけれども、家族で自動車を所有していて子どもが原付に乗っている場合などでも、ファミリーバイク特約は利用可能です。

誰が乗るか、どの自動車保険に付帯するか、補償額の設定などライフスタイルや乗る頻度を考慮して、特約付帯を考えてみてはいかがでしょう。

まとめ:バイク保険は事故補償だけではない

バイクの任意保険は、事故補償だけではありません。

バイク保険は、ガス欠や落輪故障など、外出先でありがちなトラブルにも対応している商品もあります。

自賠責保険では補償しきれない部分や、バイクの事故にありがちなトラブルにも対応するバイク任意保険に加入しておくことで、安心したバイクライフを送ることができるでしょう。

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承認番号:24-DS-079(2028/01/10)

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