豊かな老後を過ごすために。今から始められる準備って?
- ライフステージ
ともに40代後半のCさんご夫婦。すでに1人息子は就職して独立しています。そんなCさんは最近、勤めていた会社を早期退職して念願だった田舎暮らしをスタートさせました。保険については子供が生まれた時に同じものに入ったきり。あと5年ほどで満期を迎えます。この保険については、当時の高い利率を約束された今からみるとたいへんお得な終身保険だったため、そのまま継続。ただ、セカンドライフを始めるにあたって、若い頃から入っていたこの保険だけでは、不安になっていたのです。
民間の介護保険の内容とは?
民間の介護保険で重要となってくるのが、どんな時に介護保険金が支払われるかということ。生命保険会社は、一般的に公的な介護保険の認定で「要介護4以上」「要介護2以上」のどちらかの場合に、保険金が支払われる場合が多いといわれています。なかには要介護1以上、要介護よりも軽い要支援以上で支払われるというものも。自分の貯蓄や年金金額などによって、必要な保障内容も変わってくるため、どの程度の要介護状態に備えるべきか考えてみることが大切です。
貯蓄性があるかどうかで掛け金が違う
介護保険を考える際、気になるのが貯蓄性のあるなし。満期になった場合に満期金を受け取ることができるのは、老後を支える保険としては優秀です。けれど、解約してしまうと介護保障も消滅してしまうので注意が必要。また、老後の貯蓄を兼ねず、介護保障のみを単独で確保できるシンプルな保険もあります。こちらは貯蓄性がない分、保険料は割安となるのが魅力です。
終身死亡保険をもったご夫婦の結論
Cさんご夫婦の場合、すでに終身死亡保険を払っているため、今回追加で入るのは単独の介護保険のみにしました。あくまで公的介護保険だけで足りない部分の介護費用に備えるのが、民間の介護保険。Cさんご夫婦も「セカンドライフになったら、生活もこれまでよりもコンパクトにしていくつもりなので、割安な保険料の方が助かる」と、保険料が高額になりすぎない形にしたそうです。
いつまでもご夫婦仲良く安心して、夢のセカンドライフを満喫されることを応援しています!
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