万が一の時どうなる?独身者の保険は何が必要?
- 心配事

「独身だからまだ大丈夫」と保険への加入を先送りにしている人も多いかもしれませんが、本当にリスクはないのでしょうか。未加入の人はもちろん、すでに加入している人も現在の保険を見直してみましょう。単身者の保険について、ポイントをご紹介します。
若いうちにも起こり得るケガや病気
「自分は健康だから大丈夫」と思うかもしれませんが、例えば以下のようなリスクが考えられます。
- スポーツ中や飲酒後のケガ
休みの日にスポーツをしていて、骨折などの大きなケガをすることがあるかもしれません。また、飲酒後に酔った状態でケガをすることもあります。 - 歩行中や自転車走行中の事故
場合によっては、死亡事故になることも。重い障がいが残り、その後の生活に影響が出るリスクもあります。 - がんの発症
乳がんや大腸がんなど、なかには若いうちから発症するケースがもあります。 - メンタル面の不調
ある日突然、仕事に集中できなくなってふさいだ気持ちになるかもしれません。うつ病に代表される心身の不調は、急にやってきます。その場合、長期的に仕事が続けられなくなるリスクがあります。
体調が悪くなると保険に入りづらくなることも
基本的に、保険への加入は健康体であるほうが有利です。病気になると当然リスクが上がるため、保険に加入しづらくなることや、保険料が比較的高めになってしまうことも。例えば、リストラ等で仕事を失う可能性もあるため、そうした収入が不安定な時期に、病気やケガをして高額な医療費がかかったら大変ですね。
困った事態になってから「早めに入っておけば......」と後悔しないためにも、若いうちに保険を検討してはいかがでしょうか。
検討したい、医療保険・がん保険
医療保険
医療保険は、病気やケガをした際に、入院1日当たりの給付金や手術をした際の給付金といった経済的保障がなされる保険です。貯蓄額と照らし合わせて保障額を検討しましょう。
がん保険
がん保険は、がんになった際の保障に特化しています。がんと診断された場合の一時金や、入院・手術・通院をした場合の給付金などがあります。治療のために休職しなければいけない間の保障の役割も果たしてくれるでしょう。特に、親族にがんを患った人がいる場合は、がん保険にも加入して保障を厚くするのもひとつの方法です。
保険を検討するときに知っておきたいポイント
では、保険への加入や見直しを検討する際に、どんなことに気をつければいいでしょうか。ポイントをご紹介します。
健康体だと割引きされやすい
保険会社や保険商品によって条件は大きく変わりますが、
- 一定期間喫煙していない
- BMI(体格指数)が一定の範囲内
- 血圧が一定値を下回っている
といった条件で保険料が安くなりやすいといわれています。
必要な範囲で保障額を設定して
安心材料を増やそうとして保障を手厚くすると、月々の保険料が高くなってしまいますね。例えば「高額療養費制度」という制度があり、一定の額を超えた医療費は負担せずに済みます。また、会社員なら「傷病手当金」という給与の一部を保障する仕組みも。公的支援を考慮しつつ、現実的な保険料を設定しましょう。
すでに加入している人は定期的な見直しを
ライフスタイルが変わるごとに保険は見直したほうがいいでしょう。過去に加入してそのままになっている保険があれば、ぜひ一度チェックしてみてください。定期的に見直すことで、同じ保険料で保障を厚くできたり保険料を下げたりできることもあります。
リスクのある保険商品も
なかには、投資的な要素が強く、リスクの高い保険商品もあります。しっかりとリスクを理解したうえで加入しましょう。
新規の加入をする際も見直しをする際も、なかなか自分の希望に合う保険を見つけられないこともあるかもしれません。さまざまな保険を取り扱っているショップで、一度プロに相談してみるのもひとつの方法です。
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