女性の保険を探す

出産を機に専業主婦になったけれど...保険はどうするべき?

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出産を機に、専業主婦になったE子さん。これまでは、夫と同じ、毎月15,000円の生命保険に加入していました。けれど、専業主婦になると、合計で30,000円の生命保険料はなかなかの痛手。そこで、自分の保険は解約して、夫の保険だけにしようと考えました。

女性の入院率について

お子さんが小さな頃は、女性も保険の必要性を感じる方が多いのですが、女性にとって保険が必要になってくるのは年齢を重ねた時。当然ながら、年齢を重ねるほどに、女性の入院率は次第に高くなってきます。ご家族のためはもちろん、ご自身のために、医療保障はきちんとつけておくのが安心です。

女性の年齢階級別にみた入院受療率(人口10万人対)

年齢 人数 割合 年齢 人数 割合
全体 1,095 1.1% 45~49 374 0.4%
0歳 1,001 1.0% 50~54 493 0.5%
1~4 152 0.2% 55~59 626 0.6%
5~9 83 0.1% 60~64 855 0.9%
10~14 82 0.1% 65~69 1,102 1.1%
15~19 111 0.1% 70~74 1,568 1.6%
20~24 184 0.2% 75~79 2,416 2.4%
25~29 306 0.3% 80~84 3,757 3.8%
30~43 379 0.4% 85~89 5,569 5.6%
35~39 342 0.3% 90歳以上 8,587 8.6%
40~44 308 0.3%

注:全体には、年齢を含む
出典:<厚生労働省「患者調査」/平成26年>

専業主婦の保険は、貯蓄型か?掛け捨てか?

貯蓄型の保険に入る方が、支払った保険料が多少でも戻ってくるため専業主婦としてはうれしい限りですが、その分、保険料も高くなります。反対に、掛け捨ては保険料が割安。貯蓄型の5分の1程度で入れるものも多くあります。女性の場合、女性特有の病気にも備えられる女性疾病入院特約が付いた終身医療保険を掛け捨てで入るのもオススメ。月5,000円でも、公的な保険と合わせれば、十分にカバーできるはずです。

迷ったあげく決断した、E子さんの答えとは?

結局、E子さん夫婦には、ある程度の貯蓄があったため、終身タイプの死亡保障300万円の保険に加入。こちらは、あえて貯蓄型を選び、将来的には自分のお葬式・お墓代として用意することにしました。そして家族のためには、掛け捨ての終身医療保険を選びました。「これまでより3割ほど保険料も縮小でき、満足のいく保障をつけられて良かった」とほっとした表情のE子さん。専業主婦だから、まったく保険がいらないという少々無謀な考え方から、家族のために、ご自分のために、安心感のある毎日を手に入れることができたようです。

今の状況にあった保険選びで暮らしに安心を

すでに、貯蓄が十分であったり、すぐに手伝ってもらえる家族がそばに住んでいる専業主婦の方なら、死亡保障はいらないかもしれません。けれど、子どもの数が多かったり、女性特有の病気になるリスクなどを考えれば、医療保険は最低限、加入しておいても損はないはずです。将来的に再就職する、住宅ローンが終わるなどで、経済的な余裕が出てきたら、すぐに解約できる掛け捨てという選択肢もあるでしょう。家族構成と資産のバランスを考えながら、保険選びをできるといいですね!

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