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20代の自動車保険は月額いくら?20代前半と後半で差が出る理由と見直しポイント【FP監修】

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20代で初めて自動車保険に加入する際、「保険料が思ったより高い」と感じる人は少なくありません。警察庁の統計では、20代、特に20代前半は、免許保有者10万人当たりの交通事故件数が30代以降の多くの年齢層より高い傾向にあります。そのため、自動車保険では年齢によるリスクの違いが保険料に反映され、20代の保険料は他の年代より高くなることがあります。

本記事では、20代の自動車保険料の月額相場を紹介するとともに、20代前半と後半で保険料に差が生じる理由や、保険料を抑えるポイントについて解説します。

【結論ボックス】
20代の自動車保険料は、車両保険なしの場合、20代前半では月額約7,000~11,000円、後半では約4,000~6,000円、車両保険ありの場合は20代前半で約14,000~16,000円、後半で約8,000~9,000円程度の保険料例が公開情報で見られます。ただし、保険料は等級や車種、補償内容などによって大きく異なるため、同じ条件で複数社の見積りを比較することが大切です。

記事の要点3ポイント

  • 20代前半の保険料例は月額約7,000~16,000円、20代後半は月額約4,000~9,000円。車両保険の有無によって保険料は大きく変わります。
  • 20代の保険料が高い主な理由は、事故率が比較的高いことと、等級が低い契約が多いことです。
  • 21歳・26歳は年齢条件を見直すタイミング。同居親族の高い等級を引き継げる場合は、保険料負担の軽減につながることがあります。

20代の自動車保険料、月額相場をチェック

20代の自動車保険料は、年齢や等級、補償内容などによって大きく異なります。

年齢別・補償別に見る月額目安

20代の自動車保険料は、年齢区分と車両保険の有無によって大きく変わります。保険料は年齢や等級、車種、補償内容など多くの要因で決まるため、相場はあくまで参考として捉えることが大切です。

保険会社や保険比較サイトの公開情報を参考にすると、20代の保険料例として次のような水準が見られます。

年齢区分 車両保険なし 車両保険あり
20~25歳 月額約7,000~11,000円 月額約14,000~16,000円
26~29歳 月額約4,000~6,000円 月額約8,000~9,000円

公開情報を参考にすると、26~29歳は20~25歳より保険料が低い傾向が見られます。

20代前半と後半で月額に差が出る理由

20代前半と後半で保険料に差が出るのは、主に「年齢条件」と「等級」の違いによるものです。

1つ目は年齢条件です。自動車保険には「全年齢補償」「21歳以上補償」「26歳以上補償」などがあります。ただし、選択できる区分や適用範囲は保険会社や商品によって異なります。
20歳の人を補償対象とする場合は、一般的に補償範囲の広い年齢条件を選択する必要があり、保険料は高くなる傾向があります。一方、21歳や26歳になると、より限定された年齢条件へ変更できる場合があり、保険料負担の軽減につながることがあります。

2つ目は等級です。自動車保険には「ノンフリート等級制度」があり、初めて契約する場合は一般的に6等級からスタートします。その後、事故による等級ダウンがなく契約を継続した場合、一般的には毎年1等級ずつ上がります。最大20等級まで上がると割引率も高くなるため、契約期間が短い20代前半は20代後半と比べて保険料が高くなりやすい傾向があります。

20代の保険料がなぜ高いのか

事故リスク・年齢条件・等級の3要素

20代の保険料が高くなりやすい背景には、事故リスク、年齢条件、等級の3つがあります。

事故リスク

20代は運転経験が比較的浅く、年代別統計でも事故件数が高い傾向が見られます。保険会社はこうした統計データをもとに保険料を算出するため、若い年代ほど保険料が高くなる傾向があります。

年齢条件

2自動車保険では、補償対象となる運転者の年齢条件によって保険料が変わります。一般的に補償範囲が広いほど保険料は高くなります。

等級

初めて契約する場合は一般的に6等級からスタートします。事故による等級ダウンがなく契約を継続すると等級が上がり、割引率も高くなります。そのため、契約歴が浅く等級が低い人は保険料が高くなりやすい傾向があります。

月額を下げる5つの見直しポイント

親族の高い等級を引き継ぐ

判断軸:同居親族が高い等級を保有している場合は、等級継承ができるか確認する

同居親族が高い等級を保有している場合、一定の条件を満たすことで親族の等級を引き継げる制度があります。

自動車保険の等級は1~20等級で構成されており、初めて契約する場合は一般的に6等級からスタートします。事故による等級ダウンがなく契約を継続すると、毎年1等級ずつ上がり、割引率も高くなります。

等級を引き継げる相手は、一般的に記名被保険者の配偶者、または記名被保険者もしくはその配偶者の同居親族です。配偶者は別居していても引き継げる場合がありますが、別居の親族には原則として引き継げません。

進学や就職で一人暮らしを始める予定がある場合は、同居している間に保険会社へ確認しておくとよいでしょう。

また、等級は複数の契約へ同時に移せるものではありません。子どもの契約へ等級を移した場合、親側の契約条件が変わることもあるため、家族全体の保険料を比較しながら検討することが大切です。

21歳と26歳で年齢条件を見直す

判断軸:21歳と26歳の誕生日前後に、年齢条件の変更ができるか確認する

20代は年齢条件の変更によって保険料の見直しにつながりやすい年代です。
21歳になると、「全年齢補償」から「21歳以上補償」へ変更できる場合があります。年齢条件を変更すると、保険料が下がることがあります。
また、26歳になると、「21歳以上補償」から「26歳以上補償」へ変更できる場合があります。

ただし、変更可能な時期や条件は保険会社によって異なるため、契約内容の変更時期については保険会社へ確認しましょう。

運転者範囲を実態に合わせる

判断軸:実際に運転する人が補償対象に含まれているか確認する

運転者の範囲を見直すことで、保険料の節約につながることがあります。
本人しか運転しないにもかかわらず、運転者の範囲を限定していない場合は、契約内容を見直せることがあります。

一方で、範囲を狭く設定しすぎると、補償対象外の人が事故を起こした際に補償を受けられない場合があります。日常の利用状況に合わせた設定が大切です。

運転者範囲を実態に合わせる

判断軸:契約時と現在の使い方が変わっていないか確認する

保険会社によっては、年間走行距離や使用目的が保険料に影響します。
使用目的は一般的に「日常・レジャー」「通勤・通学」「業務使用」などに区分されています。ただし、区分方法や判定基準は保険会社によって異なります。

例えば、以前は通勤で利用していたものの、現在は休日の買い物やレジャーが中心となっている場合、契約内容を見直せることがあります。
なお、契約内容と実際の使用状況が異なると、保険金支払いの際に確認が必要となる場合があります。生活環境が変わった際には、契約内容も確認しておきましょう。

親の契約内容を確認し、補償の重複をチェックする

判断軸:親の自動車保険に個人賠償責任特約や弁護士費用特約が付帯されているか確認する

新たに契約する前に、親の自動車保険の特約内容を確認しておくことも大切です。
個人賠償責任特約や弁護士費用特約は、同居家族も補償対象となるケースがあります。そのため、同じ特約を複数の契約に付帯すると補償が重複することがあります。

ただし、対象者や補償内容が異なることもあるため、単純に削除するのではなく、それぞれの契約内容を確認したうえで判断しましょう。

また、進学や就職で別居する場合は、親の契約で補償対象となる範囲も確認しておくと安心です。

契約する保険会社を選ぶときの確認ポイント

自動車保険を選ぶ際は、次の3つのポイントを確認しておきましょう。

1つ目は補償内容です。対人賠償保険、対物賠償保険、人身傷害保険、車両保険など、自分に必要な補償が含まれているか確認しておきましょう。

2つ目は事故時のサポート体制です。24時間対応の事故受付やロードサービス、修理工場の紹介体制なども重要な比較ポイントです。

3つ目は利用できる割引制度や特典です。同じ補償内容であっても、インターネット割引や各種割引制度によって保険料に差が出ることがあります。

複数の保険会社から見積りを取り、補償内容を揃えたうえで比較すると、自分に合った契約を選びやすくなります。

まとめ:20代の保険料は見直しで家計が変わる

20代の自動車保険料は、年齢条件や等級、補償内容によって大きく異なります。相場だけを見るのではなく、自分の契約内容と照らし合わせながら確認することが大切です。
見直しのポイントとしては、同居親族からの等級継承の可否を確認すること、21歳や26歳のタイミングで年齢条件を見直すことなどが挙げられます。

また、運転者の範囲や走行距離、使用目的の設定を確認することも保険料の見直しにつながります。親の契約内容を確認し、補償の重複がないか見直すことも有効です。
必要な補償を確保しながら保険料負担を抑えるためにも、定期的に契約内容を確認し、自分に合った自動車保険を選びましょう。

よくある質問(FAQ)

Q1. 21歳になったら、すぐに年齢条件を変更した方がいいですか?

A. 21歳の誕生日を迎えたら、「全年齢補償」から「21歳以上補償」へ変更できるか確認してみましょう。手続きを行うことで保険料負担を軽減できる場合があります。ただし、変更できる時期や条件は保険会社によって異なります。

Q2. 月払いと年払いでは、どの程度保険料に差がありますか?

A. 月払いと年払いの差額は保険会社や契約内容によって異なります。一般的には、年払いの方が支払総額を抑えられる場合があります。具体的な差額は見積りで確認しましょう。

Q3. 親と同居していますが、親の特約が自分にも適用されるかどうか確認する方法はありますか?

A. 最も確実な方法は、親の保険証券や契約内容を確認することです。個人賠償責任特約や弁護士費用特約などについて、誰が補償対象となるかを確認しておきましょう。別居予定がある場合は、あわせて補償範囲も確認しておくと安心です。

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