育児にストレスはつきもの!?タイプ別ストレス解消法でスッキリしよう
- 女 性

子供をかわいいと思っているのに、必要以上に叱ってしまうことはありませんか? また、子育てに自信がない、疲れて気力が湧かない、という人もいるでしょう。これらの症状はストレスが原因かもしれません。どんな症状が現れるかは人によって異なるため、タイプ別にストレス解消法を見てみましょう。
環境の変化、寝不足...育児中はストレス要因が多い
ストレスの要因というと「人間関係」を思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし、それだけではありません。例えば、寝不足、酸素不足、暑さ・寒さに加え、騒音や雑音など。外部からの刺激は何であれストレス要因になりえるのですね。
育児中は、頻繁な授乳や夜泣きなどで睡眠が自由にならない、出産の疲労が抜けていないなど、肉体的な負担が大きくなりがちです。また、子供を育てることへのプレッシャーや両親からの期待が重いといった精神的な負担もあるでしょう。
これらのストレスで、体調や気持ちに何らかの変化が現れることも考えられます。単なる疲労や産後のホルモンバランスの乱れと思い込まず、過度な負荷がかかっていないか確認してみてください。
ストレスが育児に与える影響
ストレスによって引き起こされる反応は多方面にわたりますが、例えば以下のような症状が考えられます。
- 子供を必要以上にきつく叱る
- 母親本人の体調不良や飲酒量の増加
- 注意力散漫になる
母親に異変があると、子供にも影響してしまうのが怖いところです。過度に叱ると子供が情緒不安定になりがち。また、注意力がなくなり、育児中の事故が起きてしまったら大変です。症状がひどくなる前に対処したいですね。
4タイプ別 ストレス解消法
ストレスによる症状の現れ方には個人差があり、同じ人でもそのときの体調によって変わってきます。症状別のストレス解消法をご紹介しましょう。
1:ズキズキ系
【症状】頭痛、身体のこり・痛み など
ストレスは自律神経に影響を与えます。自律神経が乱れることで血流が悪くなり、筋肉も固くなってしまうことがあります。その結果頭痛になることも多いそうです。基本的には痛いところをいたわってあげます。深呼吸をして、やさしいマッサージやストレッチでリラックスしましょう。
2:だる~い系
【症状】ぼんやりする、眠りが浅い など
育児中は気の休まる時間がありません。子供と一緒にこまめに寝るのもいいですが、夜泣きがあったり眠りが浅かったりする場合は、パートナーや親の協力を得てゆっくり睡眠をとりたいですね。寝る前はカフェインやアルコールの摂取、デジタル機器の使用は避け、質のいい睡眠を心がけましょう。
3:落ち込み系
【症状】他人と自分を比べてしまう、自分に自信が持てなくなる など
育児中はなかなか1人の時間をもつことができません。子供を預けて散歩や買い物などをし、気分転換してはいかがでしょうか。単発の保育サービス(ファミリーサポートや保育所の一時保育など)を利用する手もあります。外出が難しい場合、子供のお昼寝中や就寝後に自宅で趣味や好きなことをするのもいいでしょう。
4:イライラ系
【症状】怒りっぽい、何でも他人のせいにする など
このタイプは、イライラを抑えるよりも発散させるほうがいいかもしれません。子供と一緒に歌う、運動するなど、怒りをエネルギーに変えてしまいましょう。また、怒りを紙やノートに書いて吐き出すだけでも効果があるそうです。書いた紙を破ればさらにスッキリするかも?
ストレスの解消法もいろいろです。症状が軽い段階で解消し、楽しい育児ライフを送りたいですね。ただし、不調の原因はストレスではなく病気ということも考えられます。症状がひどい場合は受診を検討しましょう。また、ストレスの根本原因をなくすのが一番の対処法です。悩みは抱え込まず、早めに家族や医療機関、行政の窓口などに相談するといいでしょう。
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