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車の修理費用の相場は?どこで修理すると良いの?

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大事な車に傷やへこみができたとき、そこまで目立つものでなければ修理に出すか悩みますよね。

修理費用は、損傷のできた部位や車種により異なります。

また、どこに修理を依頼するかによっても金額は変わります。

今回は、車のどんな修理をどこに依頼するのが良いのかを解説していきます。

大事な車を修理に出すときの参考にしてみてください。

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車の修理代①修理する部位は?

車のどの部位を修理するかによって、修理費用は大きく変わります。

例えば、バンパーは主に樹脂やポリプロピレン、マフラーは主にスチールやステンレスなど、部位ごとに使用されている素材が違うためです。

また、車が国産車か外国車かによっても、費用は変わります。

外国製の車の場合、交換用のパーツを探したり、壊れた部位を取り外したりするのに国産車より手間や時間がかかってしまうためです。

ここでは国産車に絞って、主な部位ごとに修理費用の相場を解説していきます。

部位ごとの修理費用の相場
部位の名前 修理費用の相場
エンジン 50万円前後
バンパー 5万円前後
マフラー 3万円前後
エアコン 数千円

●エンジン

エンジンの修理費用の相場は、50万円前後とされています。

エンジンの修理では、ほとんどの場合エンジンそのものを交換することになります。

そのため、新しいエンジンの費用および壊れたエンジンを取り外して新しいエンジンに付替えるための費用がかかり、高額になる傾向にあります。

エンジン本体の料金は、その車の排気量に応じて高くなります。

●バンパー

バンパーの修理費用の相場は、5万円前後とされています。

板金や塗装をするだけでよいのか、新しいものと交換しなければならないかによって2万円ほど変わります。

バンパーだけでなく、内部のフレームも傷つけてしまっている場合は、費用がさらに数万円かかってしまいます。

●マフラー

マフラーの修理費用の相場は、3万円前後とされています。

マフラーに空いてしまった穴を溶接するだけなら1万円前後で済みますが、新しいものと交換する場合は3万円ほどかかってしまいます。

●エアコン

エアコンの修理費用の相場は、単なるガス漏れによる不調であればガス補充だけを行い、数千円で済むことが多いでしょう。

パイプやコンプレッサの修理が必要な場合は4万円前後、新しいものと完全に交換する場合は20万円前後となっています。

車の修理代②どこで修理する?

車の修理箇所だけでなく、どこへ修理を依頼するかによっても、修理費用は大きく変わります。

車を修理しようとした際、大きく分けてディーラー(販売店)に依頼するか、直接民間の修理店・工場に依頼するかの2パターンがあります。

それぞれの長所と短所、違いについて解説していきます。

ディーラーに頼む場合

ディーラーに修理を依頼する最大のメリットは安心してサポートを受けられる点です。

各店舗専属の修理店を持っていたり、純正品で部品交換を行ったり、修理箇所以外も細かくチェックしてくれることが多く、相対的に修理の質が高いといえます。

そういった点から、民間工場に依頼する場合に比べて費用が高額になります。

民間工場に頼む場合

民間工場に修理を頼む最大のメリットは、ディーラーを介さず直接修理業者に依頼することで、修理費用が比較的安く済む点にあります。

しかし、店によって品質に差がある点がデメリットといえます。

また、修理期間中の代車に満足できない場合や、個人店に預けることを不安に感じる人もいるため、サポートの点においてはディーラーに劣っている場合が多いでしょう。

車の修理はどこでするのがいいの?

ディーラーに頼む場合と民間工場に頼む場合を比較して、それぞれのメリット・デメリットについて説明しました。

金銭的余裕がある、あるいは今使っている車をできるだけ完璧に修理したい、という場合にはディーラーに頼み、反対に安く済ませたい場合には近くの民間工場に頼むと良いといえます。

先述したとおり、民間工場のサービスやサポートの質は様々なので、家の周りに複数候補がある場合は、よく調べてから慎重に選びましょう。

民間工場を選ぶポイント

民間の自動車整備工場には、「認証工場」と「指定工場」の二種類があるのはご存知でしょうか。

自動車の修理・整備をするには道路運送車両法第78条第1項により、地方運輸局長の「認証」を受けなければなりません。

この認証を受けた工場を「認証工場」といいます。

さらに、認証工場のうち、車検を行う権利を持つ工場を「指定工場」といいます。

民間の修理工場が指定を受けるには、国の厳しい基準を満たす必要があるので、指定工場は高い技術力を持っていると考えられます。

指定工場には「指定自動車整備事業」と書かれた標識があるので、工場を探す際には、この標識があるかどうかを基準にしてもいいでしょう。

車の修理を検討する前に確認すべきこと

車に傷やへこみができたときや故障したとき、メーカー保証任意保険が適用されるケースがあります。

修理費用を少しでも安く抑えるためにも、以下の手順で確認してください。

1.メーカー保証の適用期間か

新車を購入してから数年以内の場合は、メーカー保証が適用されて、無償で修理が受けられることがあります。

通常は多くの部品が無償保証の対象となる一般保証と、一般保証より狭い範囲に無償保証が適用される特別保証が用意されています。

たとえば、トヨタやホンダ、日産では、3年以内かつ60,000㎞以下の走行なら一般保証が適用されて、エアコンなどの対象部品が無償で修理を受けられます。

また、5年以内かつ100,000㎞以下の走行なら特別保証が適用され、特定部位においてより長い補償を得られます。

トヨタや日産では、ボディの塗装に錆や穴あきが生じたときも、お手入れや購入後の年数によってはボディ塗装保証が適用されて、無償修理を実施してもらえることがあります。

2.メーカー保証の対象部品か

修理が必要になったタイミングがメーカー保証の適用期間内なら、対象部品かどうか確認してみましょう。

トヨタとホンダ、日産では、メーカー保証の対象部品は以下のように定められています。

また、内部に異常があり、故障部位が適用されるかどうか分からないときは、お近くのディーラーに相談しましょう。

各メーカーの無償保証対象部品
トヨタ ホンダ 日産
一般保証 消耗部品やオイルなどを除くすべて 消耗品や油脂類などを除くすべて 消耗品や油脂類、タイヤなどを除く電装系の部品
特別保証 エンジンや乗員保護装置などのうち、トヨタが指定する部品 ステアリング機構やエンジン機構などを構成する部品のうち、ホンダが指定するもの 走る・曲がる・止まるにかかわる重要部品
ボディ塗装保証 ボディ外板の錆と錆によるボディの穴あき ディーラーに応相談 ボディの表面の錆、外板の穴あき錆

※対象部品であっても使用方法やメンテナンスによっては、補償を受けられないこともありますので、必ずディーラーに相談してください。

3.任意保険が適用されるか

メーカー保証が受けられないときは、任意加入している保険の中で利用できるものがないか検討してみましょう。

自動車保険の車両保険に加入しているときは、修理費が補償されることがあります。

加入している自動車保険のサービスデスクに電話をかけ、保証適用内か、また、保険金を請求する手順について相談してください。

車の修理に保険を使うべき?

せっかく車両保険に加入しているのだから、車の修理費用を保険で払おう、と考える方もいらっしゃると思います。

しかし、2013年のノンフリート等級制度の改定により、保険から修理費用をまかなうよりも、自己負担で支払ったほうが結果的に安く済む、といったケースが増えました。

これはどのようなことなのでしょうか。

改定により何が変わったの?

上記の改定により、従来の場合「等級すえおき事故」とみなされていたものが「1等級ダウン事故」とみなされるようになり、同じ等級でも事故経験有りか無しかによって保険料の割引率に差が生じるようになりました。

つまり、従来であれば等級すえおきであった事故を前年に起こして11等級からダウンした10等級と、無事故で9等級からアップした場合の10等級では、年間の保険料が大きく変わってしまうようになったのです。

等級が下がってしまうことによる保険料の上昇金額と、事故による車の修理費を自己負担で支払う場合とを比較して、どちらがお得かはケースバイケースであるといえます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

修理箇所や保険・金銭面などに応じて、それぞれに合った修理方法を選ぶことが大切です。自動車事故はいつ起こるかわからないので、家の近くで質の高い修理工場を探しておくなど、普段から備えておくと良いかもしれません。

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