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30代ではまだ早い?人間ドックが必要なのはこんな人!

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人間ドックの目的は、病気の早期発見と予防です。特に親族にがんや大病などを患った人がいる場合は、30代でも人間ドックで専門的な検査を受けると安心でしょう。ここでは、人間ドックとはそもそも何なのか、受診すべき理由などをみていきます。

健康診断と人間ドックって何が違うの?

健康診断も人間ドックも、病気の早期発見を目的とする点では一緒です。では、何が違うのでしょうか?

健康診断は無料で健康全般のチェック

就業経験があれば、定期健康診断で身長や体重、聴力・視力の検査、血液検査、尿検査などをしたことがある人も多いでしょう。原則年に1回の実施が義務づけられているので、法律で定められた生活習慣病に関する項目を中心に、毎年職場で実施されます。基本的に費用は会社負担です。

人間ドックではより細かいチェック

当然ながら、会社の健康診断ではすべての病気がチェックされるわけではありません。人間ドックでは、より幅広く、専門的に調べることができます。費用は一般的な内容なら2~5万円程度が目安。受診時期・検査項目もある程度自由に設定でき、がん検診とセットのコースもあります。

特に、専業主婦・自営業の人などは、健康診断がつい後回しになっているケースもあるでしょう。自治体の健診・検診のほか、人間ドックを積極的に受診したいところです。健康保険組合や自治体、加入中の生命保険会社などで補助金制度がある場合があるので、問い合わせてみてはいかがでしょうか。

30代のうちから考えたい大病のリスク

「若いから」と過信せず、大病にかかるリスクを減らしていきましょう。

親族の既往歴をチェック

親族にがんや心臓・血管などの循環器系疾患の人がいる場合は、リスクが高まるとされるケースもあります。人間ドックやがん検診を定期的に受診する、あるいは一度相談のつもりで受診しておくと安心です。

若いうちに発病するケースも

高齢者ほど大病のリスクが高まるのは事実です。しかし、「若いうちは絶対にかからない」ともいえません。特に、遺伝性のがんや乳がん、子宮頸がんなどは、若くして発病することもあります。前兆がないケースもあるので、定期的な専門検査が大切です。

生活習慣に不安がある人は要注意

ストレスや喫煙、過度の飲酒、高塩分の食事、運動不足、寝不足、太りすぎなどの生活習慣の乱れに身に覚えがある人は注意が必要です。高血圧症や心臓病、糖尿病だけではなく、実はがんも生活習慣病のひとつ。遺伝だけでなく環境による影響も大きいのです。

早期発見が大事!大きなライフイベントの前に

結婚・出産などのライフイベントの前にも、人間ドックを検討してみましょう。

結婚、住宅購入などの前にも受診しておきたい

例えば、結婚前の「ブライダルチェック」。プランはさまざまですが、女性向けのものでは、乳がんや子宮がん、母子感染や不妊・流産と関係性のある病気についての検査が中心です。男性向けの感染症やホルモン検査などを中心としたコースもあります。男女ともに受診しておくと安心ですね。

住宅購入前も検討しましょう。ローン契約時は「団体信用生命保険」に加入するのが一般的です。契約者に死亡・高度障害など万が一のことがあっても、生命保険会社がローン残高を肩代わりしてくれます。しかし、高度障害まではいかずとも、仕事ができない程度の病気になる可能性はあります。その場合はローンを支払い続けなくてはなりませんね。そういった事態にならないように、体調には気を配っておきたいものです。

人間ドックは病気の早期発見をするための検査。忙しい人は、基礎的な検査から気になる箇所の検査まで一度で済ませるプランもあります。若いうちから積極的に受診を検討してはいかがでしょうか?

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