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帝王切開で医療保険の給付を受けるには妊娠前の加入が必要


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「女性は妊娠前に医療保険に入っておくべき」といわれるのは、妊娠中はさまざまなトラブルが起こる可能性があるからです。

そのひとつとして、帝王切開があります。

帝王切開の場合も医療保険の給付対象ですが、妊娠判明後の加入の場合には給付対象外とされることがほとんどのため、妊娠前の加入が必要です。

また、帝王切開後は保険加入に制限がつくこともあります。

帝王切開と医療保険給付について、詳しく見ていきましょう。

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帝王切開も医療保険や生命保険の給付の対象

妊娠は病気ではないため、入院しても健康保険の適用はなく、医療保険においても通常給付対象ではありません。

しかし、帝王切開などの医療行為が必要となる場合には健康保険が適用されますので、医療保険や生命保険の医療特約に加入しておけば給付を受けられます。

出産が帝王切開となる割合は、病院で25.8%、診療所で14%(2017年の厚生労働省の年次推移より)となり、年々増加しています。

意外と高額になる帝王切開費用

帝王切開の費用は健康保険適用となるため、どの医療機関で受けても同額です。

予定帝王切開の場合で約20万円、緊急帝王切開の場合で約22万円となっていますが、手術費用そのものは健康保険を使えますので、3割負担となります。

また、高額療養費制度の対象となり、所得の状況によっては医療費の一部の払い戻しを受けることができますので、治療費そのものは大きな負担とはなりません。

しかし、個室利用などの差額ベッド代などは自己負担となります。

出産に利用される設備の整った環境の場合は、特に高額になりがちです。

帝王切開となると、自然分娩よりも入院期間が長くなるため費用がかさんでしまいますが、医療保険があればこれらの費用を十分に補填することができます。

妊娠時のトラブルに備えて医療保険には妊娠判明前の加入を

妊娠が分かってから医療保険に加入しようとしても、多くの場合加入できないか、加入できたとしても子宮関連の病気は不担保となり、保障が受けられません。

そのため、妊娠時のトラブルに備えるならば、妊娠前に医療保険へ加入しておくのがおすすめです。

一般の医療保険でも保障が受けられますが、女性向けの医療保険を選んでおくと、女性特定疾病に対して手厚い保障が受けられます。

妊娠判明後の加入でも保障が受けられる保険も

妊娠が判明している場合でも、一定の週数までに加入すれば、異常分娩の可能性を事前に指摘されていないことを条件にその妊娠の異常分娩についても保障が受けられる保険もあります。

妊娠前に医療保険に加入しておくのがベストですが、医療保険未加入の状態で妊娠が判明した場合には、このような妊婦さん向けの保険を検討するとよいでしょう。

 

一度帝王切開をするとその後の新たな保険加入に制約

妊娠前に医療保険に加入しておいた方がよい理由はもうひとつあります。

帝王切開を行った場合、多くの場合で次回の出産も帝王切開が必要となるため、その後の保険加入に制約が出るからです。

医療保険に未加入の状態で、帝王切開による出産を経験した場合、その後一定期間は医療保険に加入できないことも少なくありません。

また、妊娠にともなう疾病や異常分娩に関しては保障が受けられないという条件がつくことがあります。

これを特定部位の不担保といいます。

また、帝王切開は手術歴として取扱われますので、保険に加入できたとしても保険料が通常より上がってしまうというリスクもあります。

出産で帝王切開を経験する前に医療保険に加入していた場合には、2回目の帝王切開についても保障が受けられる場合もあります。

保障対象となるかどうかの取扱いは保険会社や商品によって異なりますので、保険契約の支払条件について確認しておきましょう。

また、医療保険に加入中に帝王切開で出産し、続けて妊娠を希望している場合には、保険の見直しはおすすめできません。

新たな保険加入となり、一定期間内の手術歴は告知する必要がありますので、特定部位不担保がついてしまい、妊娠に関する疾病の保障が受けられなくなります。

 

帝王切開だけじゃない!妊娠前に医療保険に加入するメリット

帝王切開に備える以外にも、妊娠前に医療保険に加入するメリットはあります。

妊娠が分かってから加入できる保険は限られており、加入できたとしても、妊娠が関係する疾病に関しては、一般的に給付対象とならないことが多いのは、先に述べたとおりです。

妊娠中には、帝王切開以外にも、さまざまなトラブルがあります。

例えば、以下のようなものが挙げられます。

妊娠中に起きやすいトラブル

● ひどいつわり

● 切迫流産

● 妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)

● 産後の体調不良

症状によっては入院が必要となることもありますが、医療保険に加入しておけば、帝王切開だけでなく、これらのトラブルによる入院についても保障を受けられます。

特に、切迫流産のおそれがある場合などは、1週間から2週間、重症の場合はさらに入院が長引くこともあります。

また、近年増加している高齢出産では、帝王切開だけでなく、妊娠高血圧症候群などのリスクも高くなります。

妊娠前に医療保険へ加入しておくメリットは大きなものですので、赤ちゃんがほしいと思った時点から検討しておきましょう。

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