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子供は外で活発に遊ぼう!外遊びでどんな力が育つ?

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我が子が国際的に活躍できるように英語を習わせたい、学業に役立つよう知育玩具や教材を与えたい......。子供のために習い事を増やす家庭も多いのではないでしょうか。しかし、外で元気よく遊ぶことも大事ですね。幼児期に外遊びをすることで育つ力とは、どのようなものなのでしょうか。

健康的な発育を促す

近年、子供の室内遊びが増え、外遊びは減少傾向にあるといいます。

  • ゲームの普及
  • 都市化による遊び場の減少
  • 公園での禁止事項の増加
  • 事故・事件を懸念して、子供だけで遊ばせることが減った
  • 子供が習い事で忙しく、遊ぶ時間が少ない

といった要因が考えられるでしょう。

しかし、幼児期の運動は重要です。たくさん運動をすれば体力がつき、心肺機能の発達を促します。

太陽の光を浴びてビタミンDを生成

また、特に屋外で遊ぶことで骨が丈夫になります。丈夫な骨を手に入れるには、カルシウムに加え、ビタミンDも必要。ビタミンDは、食品から取り入れるだけでなく、日の光を浴びることにより体内で生成することもできます。紫外線には気をつけたいところですが、室内遊びばかりにならないようにしたいものです。

思いっきり体を動かして質の良い睡眠を

近年、子供の就寝時間が遅いことや睡眠時間が短いことが問題になっていますが、生活リズムの乱れのほかに、日中の運動量が足りないことが原因の可能性もあります。外遊びで体を動かせば、夜ぐっすり眠ることにもつながるでしょう。

運動神経の向上につながる

体育館や大きな児童館など、室内でも運動することは可能です。しかし、ボールや自転車を使った遊びなどをするのが難しく、どうしても制限が出てきてしまうもの。

その点、外遊びは場所さえ選べば自由度が高まります。1つのスポーツにとらわれず、いろいろな遊びを通して体を動かすことで、バランスのとれた発育を促しやすいというメリットもありますね。

幼児期にさまざまな動きを経験しよう

例えば、自然なでこぼこの地面やぬかるみの中など、多様な環境で走り回るのも、外遊びならではの魅力だといえるでしょう。

幼児期は、神経機能を発達させる時期でもあるので、さまざまな動きや遊びを体験することで「タイミングよく体を動かす」「力加減をコントロールする」といった運動を調節する能力がつきます。この能力は、成長とともに新たな動きを習得する際にも役立つそうです。

外遊び中に、落ち葉で滑ることや木の根っこに足を引っ掛けて転ぶこともあるでしょう。でも、転ぶことから学べることもたくさんありますね。こういった経験を積み重ねることで、徐々に危険を回避する能力も上がってくるでしょう。もちろん大きなケガには注意しなければなりませんが、保護者はできる限り見守り、子供自身の気づきを大切にしたいものです。

社会性・コミュニケーション力が育つ

外遊びで育つ力は身体能力だけではありません。四季の変化や生き物・植物等に触れる機会が増えるのも大きなメリットではないでしょうか。情緒面への良い影響が期待できます。

また、外で遊んでいるうちに新しい友だちができることもあるでしょう。文部科学省の「幼児期運動指針」によると、遊びによって周囲とコミュニケーションを取り合い、社会に適応する能力も養われるのだとか。

環境や性格にもよりますが、5~6歳くらいになると、友達と新しい動きを見つけたり、目的に向かって力を合わせたりする工夫もできるようになります。役割分担を決めて遊ぶ姿が見られることも。こういった力や経験は、小学校進学以降も大いに役立ちそうですね。

現代では、成長とともに習い事や通塾で忙しくなる子供が多いようです。だからこそ、幼児期のうちに外遊びの楽しさを教えてあげたいですね。

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