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確定申告の季節!保険外治療も医療費控除になるの?

2013.2.28

サラリーマン家庭でも、確定申告を行うことで税金が戻るケースがある「医療費控除」。
「年間10万円以上、医療費を使ったら、確定申告をしよう」とよく言われるため、 「大きな病気もなかったし、10万円も使っていないから関係ない」と思っている方も多いのでは?
でも実は、「健康保険適用の実費負担分」が10万円を超えなくても、「医療費控除の対象となる費用」ならば、 年間10万円以上使っているケースが意外とあるのです。

そもそも医療費控除とは、年間10万円(または総所得金額の5%)を超える医療費を支払った場合、 申告することで税金を優遇する制度。サラリーマン家庭の場合、給料から事前に徴収されていた所得税から、 医療費に乗っていた分の税金を一部還付してくれるのです。還付により納税額が減ったことで、 連動している市民税の等級が下がれば、翌年度の住民税が下がることもあるため、税金対策としては見逃せません。
(※)平成23年分の確定申告なら平成23年1月1日から12月31日までに支払った分が対象となります。

★医療費控除の対象となるもの・ならないもの★
さて、本題の「医療費控除の対象となる費用」ですが、意外と知られていないのが、 病院へ行くための電車やバスなどの交通費も医療費控除になるということ。(マイカーで通った場合のガソリン代は対象外です)。
また、医療費控除は保険がきく、きかないによって決まるものではありません。
治療目的のものであれば、話題の歯科インプラントや、目のレーシック手術なども対象になります。 美容目的の矯正などは対象外ですが、成長過程の子供の矯正や正しいかみ合わせのためという目的で 行われる歯科矯正も対象となります。

「控除の対象となるもの・ならないもの」代表例はこちら

また、納税者本人だけでなく、家族の医療費も合算できますので子供の医療費やおばあちゃんの薬代 (漢方や市販薬でもOK)などがかさんだ時にも考えてみましょう。
「今年は医療費がかかりそう」なのかどうか、1年の間に何が起こるかなんて誰にもわかりません。 医療費控除に係る出費があった際には、レシートなどを保管しておきましょう。 また、緊急を要しない手術などの場合、「控除対象額が10万円を明らかに超えない」年の暮れに行うよりは、 翌年に回してしまう、というのも1つの知恵かもしれません。
(※)自己または自己と生計を一にする配偶者やその他の親族のために支払った医療費が対象です。

■もしも保険金を受け取った場合は?
医療費控除の対象となるのはあくまでも自分で負担した分となります。
もしも医療費を補てんするために受け取った生命保険などで支給される入院給付金などの保険金、 健康保険などで支給される高額療養費・出産育児一時金などがある場合は、 支払った医療費から差し引くことになります。
保険金などで補てんされる金額は、その給付の目的となった医療費の金額を限度として差し引きますので、 引ききれない金額が生じた(黒字になった)場合であっても他の医療費からは差し引きません。

■これまでに申告をしていなかった年の分を、さかのぼって申告できる?
医療費や住宅ローン控除などの還付申告は5年前まで遡って行なうことができます。 例えば、これまでに申告をしていなかった場合、平成20年分については平成25年12月31日まで 申告することができます。
同様に、平成24年分の申告は、平成25年1月1日から平成29年12月31日まですることができます。
3月15日の確定申告の受付日を過ぎてしまうとしても、「今年はもう間に合わない!」と諦めないでください。
今月、覚えているうちに、申告してしまうのがお勧めです。


・国税庁のHP(確定申告書等作成コーナー)
画面の案内に従って金額を入力するだけで作成することができ、
印刷すればそのまま税務署に提出できるようになっており、意外と簡単!
サラリーマンの方は事前に用意しておいてくださいね。

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