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【FP監修】本格的な寒さが来る前に!冷え対策で暖かな冬を過ごしましょう

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気象庁の2023年の冬の気温予測 (2023年9月19日発表)によりますと、北日本は平年並みかそれよりも高く、その他の地域は全国的に平年より高くなる見込みです。

冷えやすい方にとっては嬉しい予測といえるかもしれませんが、それでも冬の寒さは気になるのではないでしょうか。本格的な寒さが来る前に冷え対策をとり、自宅で暖かい冬を過ごしましょう。この記事では、できるだけ手間をかけず、比較的安価に暖かく過ごす方法をご紹介します。また、電気代高騰の対策にもなるよう、節電になる方法もご紹介いたします。

この記事でわかること
  • ・住まいの冷え対策は断熱性を高めること
  • ・部屋を効率よく暖めるコツは冷たい空気をなくすこと
  • ・体を温めるコツは、「3首」を温めること
  • ・体を温める食べ物で体の内側から温める

住まいの冷えを避けるには

暖房を入れてもなかなか部屋が暖まらない、そんな状況では困りますね。家の中を冷やさないコツは、熱を外に逃がさないことと、冷気を中に入れないことです。また、快適な室温で過ごすには、効果的に部屋を暖めることや、暖かい服装で過ごすことも大切です。

それでは、家の中で暖かく過ごす方法を具体的に見ていきましょう。

部屋の熱を外に逃がさない工夫

熱が家の外に出てしまったり、外の冷気が屋内に入ってしまったりすると、部屋がなかなか暖まりません。部屋を冷やさないためには、熱や冷気の出入りがないようにするのがポイントだといわれています。外気にあたる場所の中でも、熱が逃げやすいといわれているのは窓と床です。

窓や床から熱が逃げないよう、対策を行います。それぞれの具体例は次の通りです。

窓の冷え対策

部屋の中の暖かい空気が窓に触れると、外気の冷たさで室温が下がってしまいます。室温の低下を防ぐには、暖かい空気が窓に触れないようにすることが大切です。

手間をかけずに行うには、断熱性のあるカーテンをかけるという方法があります。断熱性効果をうたっているカーテンや、厚手の生地のカーテンがこれにあたります。

カーテンを選ぶときは窓と部屋の空間を区切れるよう、窓をしっかり覆うことのできるサイズを選ぶことが大切です。上下に隙間ができない長さで、幅が窓枠より長いものを選ぶのがポイントです。

また断熱シートなど を活用するのも効果的だといわれています。断熱シートにはシートタイプや気泡緩衝材タイプあります。気泡緩衝材タイプは空気を閉じ込めている形状で、シートタイプより断熱性が高いといわれています。

シートタイプは断熱性以外にも、飛散防止機能や、マジックミラー機能・結露防止機能などが付いているものもあります。飛散防止機能は、窓が割れても破片が飛ばないため、防災対策にも期待できます。

デザイン性や効果に違いがありますので、好みに合ったタイプを選ぶようにしましょう。

ただし、窓のガラスの種類によって使用できない商品もありますので、購入前に利用できるか確認しましょう。また、ガラス部分より小さなシートではガラスを完全に覆うことができず、断熱効果が落ちてしまいます。十分な大きさのサイズであるかも確認しましょう。

床の冷え対策

足元からの冷え、辛い方もいらっしゃいますよね。床が冷たいと、どうしても足元が冷えてしまいます。床の冷え対策も、熱が逃げないようにすることが大切です。

手軽な方法としては、厚手のラグやコルクマットを敷くというものがあります。床と部屋の空気の間に層を作ることで、床下の冷たい空気に熱が逃げるのを防ぐ効果があります。それでも床が冷たく感じる場合は、ラグなどの下に段ボールや床用の断熱シートを敷くのも効果的です。段ボールや断熱シートが熱の放出を防ぎますので、室温が下がりにくくなります。

ただし、断熱シートを敷きっぱなしにすると、床にカビが生えてしまう 場合があります。一度カビが生えてしまうと、原状復帰に手間がかかってしまいます。断熱シートを使うときは、カビが生えないよう定期的な掃除を心掛けましょう。

部屋の暖め方のコツ

暖かい空気は上昇しますので、暖かい空気は上に、冷たい空気は下の方に貯まりやすくなっています。部屋の暖め方のコツは、部屋の下の方の冷たい空気を暖める事です。もし、部屋の上の方しか暖められない場合は、扇風機やサーキュレーターを使い、部屋全体の空気を混ぜるのも効果的です。

なお、同じ室温でも湿度を上げると 、暖かく感じるといわれています。部屋の空気が乾燥しているのであれば、湿度を上げると暖かく感じるかもしれません。また、空気が乾燥すると風邪やインフルエンザにかかりやすくなるともいわれています。健康を保つためにも、適切な湿度を心掛けるようにしましょう。

湿度を上げるには、加湿器を使うのが一般的ですが、洗濯ものを部屋干しにする、水を張った器を置いておくなどの方法もあります。

体を温めるグッズを利用

自宅でのリラックスタイムには、体を温める商品を利用してゆったりと過ごしましょう。足元の冷えが気になる方は床の冷え対策に加えて冬用のルームシューズ、厚手の靴下等も併用すると、暖かく過ごせます。また、ひざ掛けや着る毛布などで体を温め、暖房を控えめにする方法もあります。

体を冷えから守るコツ

体を冷えから守るコツは、体を効率よく温める ことです。ポイントになるのは、名前に「首」がつく「首」、「手首」、「足首」の3カ所です。ここは、薄い血管の下に太い血管が集まっているため、冷たい外気で血液が冷やされ、体が冷えやすいといわれています。

一方、この3ヶ所を温めると血行が良くなり、体全体が温まるともいわれています。ここを温めるには、首を温めるマフラー、手首を温めるアームウォーマー、足首を温める靴下などが効果的です。また、ゆっくりと入浴したり、マッサージを行ったりして、血流をよくすることも有効だといわれています。

体を温める食べ物

これまでは、体を外から温める方法をご紹介してきました。この章では、体を温めると言われている食べ物を紹介します。体を温める食べ物を食べて、体を内側から温めましょう。

注:効用などは諸説あります。また、効用は個人差がありますので、効果を感じない方もいらっしゃいます。

香辛料

料理の香りづけや、辛みを加えるために使われる香辛料。その中でも体を温める 効果があるといわれているのが、ショウガや唐辛子です。

ショウガの辛み成分 には、血行促進効果や、体を温める効果があるといわれています。特に、熱を加えたショウガは、体を内側から温めるともいわれています。スープや生姜湯などに利用されることが多い食材です。

唐辛子の辛み成分として有名なのがカプサイシン。カプサイシンは血行促進を促す効果があるといわれており、血行促進により冷えの改善が期待されています。ただし、食べ過ぎると胃を痛めてしまうこともあるので注意も必要です。

冬の野菜

旬のものは栄養価が高いといわれます。旬の野菜はその時期にあった栄養素が含まれるのも特徴で、冬野菜には体を温める 効果があるものが多いといわれています。例えば、大根、ゴボウ、ネギなどです。

ビタミンCを多く含むもの

ビタミン類は他の栄養素をサポートする役割を果たします。その中でもビタミンC は、鉄分の吸収を助ける作用や、毛細血管の拡張をサポートする機能があるといわれています。
柑橘類やキウイなどの果物に多いイメージですが、ブロッコリーやパプリカなどの野菜にも多く含まれています。

冷え対策で暖かな冬を

冷え性の方にとって、辛い冬。家の中では暖かく過ごしたいですね。今回は比較的安価で手軽な冷え対策方法をご紹介しました。

住まいの冷え対策のポイントは断熱といわれています。住まいの断熱は、リフォームなどの方法もありますが、窓と床の対策を取るだけで改善する場合もあります。ポイントに絞って対策を行うことで、費用と手間を抑え、暖かい住まいになるかもしれません。

また、体を温める 食べ物も、特別な物ではありません。季節の野菜をスープやお鍋などで食べるのも、冬にはいいかもしれませんね。

ご自身にあった冷え対策を行い、コストをかけず暖かな冬を過ごしましょう。

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