クレジットカードの保険だけで大丈夫?旅行保険のキホン

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クレジットカードには自動的に旅行保険が付帯されているケースが多いものです。代表的な保険として認識されているのは海外旅行傷害保険ですが、具体的にどのような補償を受けられるのでしょうか。また、保険会社に申し込む旅行保険は、クレジットカードに付帯されている保険とはどう違うのでしょうか。詳しく見ていきます。

持つだけで補償が受けられるクレジットカード付帯の保険

クレジットカードには、保険が付いているケースが多いものです。代表的なものとしては、下記のような保険があります。

  • 海外旅行傷害保険

    海外での旅行中に起こってしまった損害の費用を補償するもの。病気・ケガなどで治療費が発生した場合や、旅行中に物を壊してしまった場合などに保険金が支払われます。

  • 国内旅行傷害保険

    国内での旅行中にケガや病気になってしまった際に、かかった費用を補償するもの。

  • ショッピング保険

    クレジットカードで購入したものに対して、自動的に保険がかかるというもの。買ったものが壊れてしまったり、盗まれてしまったりした場合に補償されます。ただし、例えば配送中に商品が壊れてしまった場合や、詐欺にあった場合、その損失を補償されることはありません。

  • 盗難・紛失保険

    クレジットカードの紛失や盗難によって、カードが不正に使われてしまったときに備える保険。ただし、カードを他人に貸していたり、暗証番号をカードに記載しておいたりなど、不適切な管理をしている場合は基本的に補償の対象とならないので注意が必要です。

自動付帯と利用付帯

なお、クレジットカードには「自動付帯」と「利用付帯」があります。自動付帯とは、その名の通り、カードを持っていれば自動的に補償を受けられるというもの。利用付帯とは、旅行代金をカードで支払うなど、条件を満たさなければ補償を受けられないものです。必ず確認しておきましょう。

国内よりもリスクが高い海外旅行

ジェイアイ傷害火災保険の調べによれば、2015年度の海外旅行での事故発生率は3.6%。28人に1人は何かのトラブルに巻き込まれているのです。

海外旅行では、突然の病気やケガ、手荷物の破損や飛行機の遅延など、さまざまなトラブルが想定されます。一番多いのは、病気やケガです。

日本にいても思いがけず病気になったり、事故にあったりすることがありますが、海外は気候や食事事情などが大きく異なるため、よりリスクが高いといえます。

保険会社の旅行保険のほうが補償範囲は広い

クレジットカードの保険のみではカバーされないケースがあることも知っておかなければなりません。

持っているクレジットカードや加入を検討している保険会社の旅行保険によっても条件は大きく異なりますが、例えば、

  • 病気による死亡
  • 歯の緊急治療
  • 飛行機の運休、手荷物のトラブル

などは、クレジットカードの保険で補償されないことが多い内容です。海外での治療費は、ときに数千万円単位の高額になることも。そういう点では、保険会社の保険のほうが補償される金額が大きく手厚い傾向にあるため、適しているといえるでしょう。また、入院の手配や通訳などのサービスが付いているケースもあります。

費用の支払い方法の違いも押さえておきたいところです。保険会社の保険の場合、旅行先で損害が発生しても、その多くは自分で立て替える必要がありません。一時的とはいえ、高額な治療費を負担するのは難しいもの。万が一のために、自己負担の有無は確認しておくことが大切です。

クレジットカードに付帯されている保険でカバーできるものもありますが、補償の範囲や金額によって、十分でない場合が考えられます。クレジットカードにどのような保険が付帯されるのかをしっかりと確認して、必要に応じて保険会社の保険を活用しましょう。

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